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- > Vol.4 看護師+αの資格で看護職を極める
一般のビジネス社会では、就職・開業・スキルアップや転職に際して、有利になる資格が沢山存在します。
では、看護師免許を持っている看護師さんが更に上を目指す為の資格・技術は何があるんだろう?
今回はそんなギモンについて調べてみました。
専門性を高める資格や、直接は関係なくても持っていると生かせる資格など、転職を考える際に有利になったり、アピールポイントにもなります。
1.美容クリニックで極看護師になる 【美容デビューにあると良いスキル】
美容クリニックでは実は【これを持っていると有利に働く資格】というものはあまりありません。
しかし、一般の病院勤務に比べて【患者さま=お客さま】という意識を高く持たなくてはならない職場なので、接遇や、一般常識、社会人としてのマナーが強く求められます。したがって面接がとても厳しいところが多く、身だしなみはヘアースタイルから爪先まで、接遇面では言葉遣いや、姿勢、表情、動作まで全てが審査対象になっています。また、美容に関心があることは必ずどこの美容クリニックでも応募条件になりますので、美容に関するスキルはあったほうがイメージは良くもたれます。
- ずっと病棟での勤務で接客業をしたことがないし・・・。という看護師さんも多いと思います。
そこで【キャリアアップセミナーに参加する】というのはいかがでしょうか?
現在、さまざまな企業がセミナーを開催しています。セミナーに参加することによって、『接遇とはなんぞや』というところから学び、『患者さま⇒お客さま』という考え方に自分をシフトしていくことによって、接遇のスキルを磨く第一歩になると思います。
- 美容のクリニックではほとんどのクリニックで注射・点滴・採血のスキルはマストとなります。 ですから、美容クリニックでの就職を考えている看護師さんは手技が衰えないようにしておくのも大切です。しかし、大学病院勤務などでどうしても衰えてしまう場合もありますよね。その場合、プリセプター制度がしっかりと整っているクリニックもありますので、あきらめずに一度キャリアアドバイザーにご相談ください。
- 美容クリニックにはドクターと看護師だけでなく、エステティシャンが勤務しているところがとても多いです。ですからエステティシャンの資格を持っていると転職に有利に働くことがあります。また、アロマセラピストや、リフレクソロジーなどの資格を持っている看護師さんも美容クリニックで活躍されています。
2.専門分野で極看護師になる!【看護師免許がないと取得できない資格】
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日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者。水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動をおこないます。
一般病院・救命救急病院・療養病院・産婦人科・などの医療機関、老人介護施設など
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日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、より困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する看護師のこと。
一般病院・救命救急病院・療養病院・産婦人科・などの医療機関、老人介護施設など
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看護師免許取得者が、助産師学校などの養成期間で6ヶ月以上の専門教育と実習(直接介助10件・間接介助5件が目安)を受けそれぞれの国家試験に合格すると助産師の資格が与えられます。 ただし、看護大学には助産師に関する講義や実習を加えて行うことによって4年間の大学教育を経て看護師と同時に受験資格を与えられる大学も。助産師の受験資格は女性のみとなっています。国家資格です。
産婦人科・助産院【助産師は開業もできます】
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大学や保健師養成校にて所定の教育を受けたあと、保健師国家試験に合格して得られる国家資格。保健師は名称独占の資格であるため、資格を持たないものが保健師であることを名乗ったり紛らわしい名称を用いることはできません。しかし、業務独占資格ではないので医師・歯科医師・養護教諭・栄養士などが適切な保健指導をおこなう場合は法的に問題はありません。また、申請により養護教諭2種免許・第1種衛生管理者の資格を得られます。
保健所・市町村(保健センター)・一般企業(産業保健師)・学校(養護教諭)
3.専門分野で極看護師になる!【看護師免許がなくても取得できる資格】
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介護保険法に基づき、要介護者等からの相談に応じ、要介護者がその心身の状況などに応じた適切な住宅サービスまたは施設サービスを利用できるように介護サービス計画を作成し、居宅サービス事業者等との連絡調整などを行うための資格。ケアマネージャーとは通称で正式名称は介護支援専門員。
特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・デイサービス・など介護の職場
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臨床心理士とは、文部科学省認可の財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格、およびその有資格者のこと。相談依頼者が抱える種々の精神疾患や心身症、心理的問題・行動の援助・解決・予防・研究、あるいは人々の精神的健康の保持・増進・教育に貢献する心理職専門家である。
精神病院・心療内科・保健所・グループホーム(認知症)・企業内
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精神保健福祉士とは、1997年に誕生した精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史のある専門職です。社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。
産婦人科・助産院【助産師は開業もできます】
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NPO法人日本ホリスティック医学協会認定の『生活習慣予防士講座』を受講し、認定試験に合格すれば資格が取得できます。自分自身や周囲の生活習慣を客観的に観察し、生活習慣病を予防する為に生活環境を改善していきます。現在ではまだ、直接就職に結びつく資格ではありませんが、専門的なアドバイスを求める声は高まっており、今後需要が拡大する見込みのある資格です。
健康診断・美容(痩身)・生活習慣病に力を入れているクリニックなど
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都心では車を運転することは少ないかもしれませんが、郊外の病院などではマイカー通勤を認めている職場も数多くあります。更に訪問看護などでは、クリニック所有の自動車で往診に行くこともあり、普通自動車免許保有が応募の条件にあることも。
訪問診療・郊外の病院(マイカー通勤可の勤務先)など。
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都内では、外国人の患者さんも増えてきている為、英語力を求めるクリニックもちらほら。求められる能力は日常会話程度のクリニックが多いと思います。履歴書で英語力をアピールできる資格はTOEIC・実用英語検定が有名ですが、一般企業に就職を考えている方ではTOEICだと650点以上から履歴書に書いても恥ずかしくない点数と考えている人が多いようです。ただし、資格を持っていなくても、外国での移住経験や、留学経験がある場合、英語力を求めているクリニックにはとても有利に働きます。