目次
「美容看護師」増えています
年々、美容クリニックで働きたい看護師さんが増えています。
美容医療の市場が拡大し続けていることや、看護師さんが直接施術する治療も増えてきており、活躍できる場が確実に広がっていることが背景となっています。
『美容整形ジョブ』へご登録いただく看護師さんの“美容看護師になりたいと思ったきっかけ”に、「自分も美容クリニックに行ったことがあり、実際に施術を受けてみて美容看護師に興味をもった」という理由を多くいただきます。
近年、スキンケアや脱毛などは美容皮膚科での受診が一般的になりつつあるので、看護師さんもなんらかの形で美容クリニックに触れる機会は出てきますよね。
ただ、この時点では、患者としての体験のため、美容看護師の仕事や、美容医療業界についての知識をお持ちでない場合が多く、漠然とした憧れのような状態の方も多くいらっしゃいます。
美容クリニックでは看護師さんが大活躍
保険診療では、治療や施術は医師が行いますが、美容医療では、看護師さんが直接施術をするケースも多くあります。
例えば、脱毛やシミ、たるみ治療などのレーザー施術です。
もちろん、医師が行うクリニックもありますが、現状は、トレーニングを受けた看護師さんが施術を行うケースが多いですね。
また、最近では、医療アートメイクも人気がでてきており、看護師さんが施術するため、「アートメイク看護師」という新たな職種ワードも定着してきています。
技術力が評価される施術なので、医師のように指名で予約が入ったりもします。
そのため、医師のようにSNSなどでのセルフプロモーションをされる方が増えました。自分の技術で患者様に喜んでいただけるのはやりがいも大きいと思います。
また、美容ならではかもしれませんが、美容看護師さんは、美容好きな方が多く、積極的に他院に治療に行かれる方も多いんです。
なので、「こんな治療が流行っているみたいですよ」とか、「こんな機械がありました」など、治療や機械・薬剤のトレンド情報などをドクターに提案することもあるんだとか。
美容クリニックへの転職の難易度は?
年々難易度は高くなっています。
市場が拡大しているものの、臨床経験が3年以上という条件を設定されているところも増えてきており、より良い人材の採用にシフトしてきています。中には臨床経験1年以上でOKというクリニックもありますが、その場合他の強みをアピールしていく必要があります。
また、拡大路線を図っているクリニックは、美容経験者の募集をしていますが、脱毛クリニックでの職歴の場合は未経験扱いとなるケースもあるので、美容看護師としてのキャリアプランの立て方は、美容整形ジョブのキャリアアドバイザーに相談することをお勧めします。
美容看護師転職フェア当日は、転職相談ブースもあるので、オンラインでお話しているキャリアアドバイザーに直接相談も可能です。出展クリニック以外の求人の相談なども受け付けています。
美容クリニックが求める看護師はどんな看護師?
保険診療とはっきり違うところは、美容医療は“サービス業”ということですね。
美容医療では、接遇がかなり重要視されます。
あるクリニックでは、患者様のことは「ゲスト」「お客様」と呼ぶなど、呼び方から意識改革しているところもあるくらい。
また、面接などで見られているポイントは、ずばり接遇面がかなり大きいです。
大事なお客様にリピートしていただくには、看護師さんの接遇が大変重要なポイントとなります。
言葉遣い、立ち居振る舞いはもちろん、笑顔で話しかけられるかなどを待ち時間やスタッフへの応対などから見られています。
確かに、自分が美容クリニックに患者として行った時のことをイメージするとわかりますよね。
クリニックでは接遇の研修などもありますが、プロからの研修を実施しているところはまだまだ少ないのが現状です。
美容看護師転職フェアでは、接遇はもちろん様々な有料級のセミナーを無料で受講できますよ。
セミナーを受けて面接に挑むととても参考になると思います。